山本麻里安 バスツアーレポ2

 ホテルには外に付いている1階分の石畳の階段を登ってから入ります。そこがロビーとなっていてそれほど広いとは思いませんが、充分な空間があります。
 今入ってきた建物は新館でフロント、お土産屋、ラーメン屋やスナックの並ぶ廊下を抜けて右に曲がると7mほどの渡り廊下(新館から歩いていくと、少し上り坂になっている)を渡った、コネクション館が自分達ツアーの部屋になっています。
 しかし渡り廊下で着いた階は3階で、部屋は1階です。何となく変な感じがします。ちなみに2階にはちょっとしたゲームセンター並にゲーム機が並んでいます。
 部屋は入口が狭く、靴箱に靴を入れようとすると渋滞するような広さで、内開きのドアが開く際にもスリッパを巻き込む感じがします。入口左手にユニットバス付のトイレ、その隣にはベットが二つ並んであります。右手には靴箱の隣が洋服棚、机、テレビ、冷蔵庫があります。部屋の奥は6畳の和室に、左手側に押入れと、最奥に出窓があり、そこに加湿器がおいてあります。和室の真中には四角いお膳が出ていて、お茶菓子の用意がされています。
 5人部屋(4人部屋も同じ作りだったそうです)としては広くはありませんが、明るく清潔感に溢れていました。まずまずと言えるでしょう。
 同じグループの別組は対面に配置されていました。
 遊びに行くとTVを見ています。
 着いた早々に何を見ているんだよと思っていると、TVにはPS2が接続されていて、持参のDVDを見ていました。おぃおぃ。
 まあ、結局自分も見ちゃうんですけどね。
 5時を回ったので、食事前に風呂(温泉ってのが嬉しい)を浴びようと着替えに戻ると、自室の方では、マンガが20冊位積まれていました。
 あんたら、何やってんだよw
 一緒に風呂に行くと言った二人と連れ立って、先ほどの渡り廊下を渡り、玄関脇のドアを曲がって、再び別の渡り廊下を渡ります。そして、着いた建物がやはり3階w。渡った先にある階段を降りると、やっと風呂前に辿り着きました。
 脱衣所は広いものの、脱衣籠の棚が一方に寄っているくせに、ドライヤーが多数設置されている洗面台は3列もあり、一度に20名は髪のセットが行えたり、マッサージ機が2台並んでる空間はかなり広いと、ちょっと、場所の使い方が変な感じです。
 風呂場に入ると、すぐにかかり湯が用意され、その先には30人近く洗える、洗い場があります。入口左手には浴槽があり、こちらはかなりの人数が入れそうです。左手の奥の方にサウナと露天風呂への出入り口があります。露天風呂も檜風呂(かなり熱め)、岩風呂(ぬるめ)、泡の出る風呂(温泉ではないです)があり、風呂もいろいろと楽しめます。
 シャンプー・石鹸も用意されていましたが、普通のタイプから、墨のシャンプー(手にとった時は真っ黒だけど、泡立てると白いのは不思議な感じがします)やオレンジシャンプーなど何種類か用意され、一つの席で少なくとも2種類のシャンプーを選べるように配置されていました。
 風呂にゆっくり入って、かなり満足したお風呂タイムを過ごして戻る頃には、気が早い人は既に、宴会場に向かう時間でした。
 部屋に着替えやタオルを置くと、サイリウムを用意して、すぐに宴会場に向かいました。
 宴会場は、風呂へ向かう渡り廊下の隣の階段を下に下ります。2階分。ここは階段使うこと多いな。
 自分等の席はステージから遠い、奥側が抽選で割り当てられていました。
 テーブル間は広いですし、壁側の空間も広く開いてるので、跳ぶのには充分ですw。
 席に着くとすぐに飲み物の注文(当然ビール)をしました。
 しかしそのビールがなかなか出てこない(他のソフトドリンクやチュウハイなどもですが)ので、乾杯も用意が出来ないので、何度も添乗員さんが「そろそろ始めてよろしいですか?」の問いかけに、STOPをかけていました。
 結局自分等のビールが出た所で、宴会が開始する事に。
 麻里安ちゃんが浴衣姿に着替えて、丹前を羽織って登場しました。
 そして、麻里安ちゃんの乾杯の音頭で宴会がスタートしました。
 まず最初の30分は食事となりました。その間、麻里安ちゃんが各テーブルを回って、乾杯&服装のコーディネイトの方法を聞いていく事になりました。
 ただ、ここではそれほど時間は取らず(おおよそ2・3分)に、テーブルどんどん回っていきます。
 麻里安ちゃんはテーブルを回り終わると、この後のミニライブ&ファッションショー為に、一旦下がっていきました。
 料理は前菜に茶碗蒸し、刺身、天ぷら、お肉などいろいろ用意されています。種類はかなり豊富で、味も宴会料理としては水準以上の出来です。
 それらをどうにかおなかの中に詰め込めたと思ったところで、ミニライブのコーナーとなりました。
 ここでは、麻里安ちゃんが各チームがコーディネイトした服に着替え、選曲した歌を歌います。そしてそのチームの人間をステージに上げ、選曲理由やコーディネイトのポイントを聞いたり、麻里安ちゃんがショッピングタイムで見かけた様子を話すなどと、進めていきます。そして、麻里安ちゃんがカラオケの曲を紹介して、そのチームの人間が歌っている間に、麻里安ちゃんは次のチームの衣装に着替えるといった構成でした。
 一応チーム対抗戦という事で、そのチームの番になると、ステージ前に集められました。そしてそこでステージ上の麻里安ちゃんを見上げる形でステージを鑑賞するので、これはもう、「踊り子さんにはお手を触れないで下さい」状態といった感じです。
 こんな被り付きで歌う姿を見たのは初めてです。
 自分等の赤と黒のパンクルック風衣装も普段は見る事が出来ないので、なかなか良いなーと思って見ていましたが、パンツルックで出てきた時には、かなりやられたな、と思いました。
 が、このパンツルックは完全に反則でした。
 チーム全体で服装をワンピースと勘違いしていて、スカート類を全然購入してなく、どうしようかと悩んでいる所で、別のチームの人が妹に買ったズボンを回して貰ったそうです。もっとも妹にはいらないと言われたそうですが...
 その上で予算を200円オーバーしていたそうですから、何をやってるんだか、って感じです。
 そして負けた_| ̄|○と思ったのは、麻里安ちゃんが持参したミニスカートに白のニーソックスをコーディネイトした、最後のチームです。さすがイベンターの集団です。目の付け所が違います。もう萌え萌えです。
 対抗戦の勝者は麻里安ちゃんが決めるという事でしたが、「決められない」という事で、結局1万円に一番近いチームに商品をあげるという事になりました。あと、自腹を出したチーム(たった200円)が準優勝となりました。
 個人的には今一納得出来ない采配でした。
 ニーソに負けたんなら、納得がいったんですけどね。
 明日の連絡事項の後、宴会は終了となりました。
 カラオケで多少微妙な歌があったのですが、まあまあ面白かったです。
 部屋に帰ると、カードゲームをしばらくやった後に、10時過ぎに風呂に行きました。
 途中のベンチで座っているツアーの人間がいたので話し掛けると、つい今しがた、麻里安ちゃんが風呂に行ったとの報告がありました。
 なので、体を洗って、露天の岩風呂でゆっくり暖まっている時に、「麻里安ちゃんを呼んだら返事するかな?」ってバカ話をしていると、三岡マネージャーがやってきました。
 で、今回のホテルは良いですねといった話をしていると、麻里安ちゃん達もあの後、宴会場で自分達と同じ食事をされたそうですが、「片付けている間はいいです」と言われたが、急かされるように食事をしたとか、茶碗蒸しが無かったとかの会話をしていました。
 風呂の後は部屋で宴会をする予定でしたが、酒飲みの中心が早々に寝てしまったので、それほど盛り上がる事無く終了してしまいました。
 うーん、残念。
 結局家から重い思いをして持ち込んだウイスキーと焼酎はそのままお持ち帰りになってしまいました。あ〜あ。


 と、いうわけで2日目は明日です。(しかし割れながら長いな)