山本麻里安バスツアー レポ3



【2日目】


 7時前に携帯のアラーム(当然、麻里安の声)で目覚めると、目だけは覚めていた友人に一声かけてから、風呂に行きました。
 かなり頭が重かったのですが、ゆっくりお湯に浸っていると、少しだけ和らぎました。
 部屋に戻ると、既に朝食に出かけた人もいるので、残っていた人と朝食に出かけました。場所は昨日の宴会場で、そこにバイキング方式で朝食の数々が並んでいました。
 最初にトレイの隣に用意され矢牛乳をなんとなく選択してしまったので、それにあわせるように洋食を選択したのですが、思ったほどたくさん乗せられないトレイのせいで、お腹が満ち足りません。なので、今度はご飯を選択し、完全な和食を食べました。
 しかしなんで普段よりおいしく、沢山食事できるんだろう?旅行先って。
 全体的においしい料理でしたが、コーヒーは冷めていたのは、残念でした。
 食事が終わり部屋に戻ると既に8時を回っていました。8時35分にはバスが待っている(バスが止まっている時間は15分なのでそれまでに、精算しておいて下さいとの事でした)ので、慌しく荷造りして、部屋を出ました。
 今日はうちらのグループが最初にバスに乗り込んだので、前の方の席を確保できました。
 まだ集合時間に早い時間ですが、2Shot写真の撮影場所である教会に向かいました。
 集合時間が早いのは、実際の花嫁さんが来る前に写真撮影を済ませようというので、この手のツアーとしては早い時間が設定されていました。去年までは9時半過ぎまで部屋にいたなー。
 教会は白く可愛らしい建物で、確かにバックにして撮るのには良さげに見えましたが、「ドアぐらいしか写らないね」が大方の意見でした。
 添乗員さんの「麻里安ちゃんの登場です」の声に、ホテルからの道を見ると、麻里安ちゃんが登場しました。
 白いウエディングドレスを着て。
 その姿はとても可愛いです。
 可憐です。
 教会前で2Shot写真を撮りますと言っていた時、「花嫁さんがまってます」のような事を言っていたので、何かやるのかな?と思っていましたが、本当にウエディングドレスを着てくるとは....
 そんな麻里安ちゃんに対してファンは全員ラフな格好で、釣り合う人間なんて一人もいません。
 かなりイタイ2Shot写真になりそうです。
 三岡マネージャーが1号車の人間からあいうえお順に呼び出します。
 そして衆人環視の中で、撮影。
 撮影後のポラロイドを受け取って、次の人と交代といった具合に進んでいきます。
 最初は用意された長いベンチに二人で腰掛けて(結婚式の時にどちら側に女性が立つかを皆で確認して、結婚式では右手に立って教会を出るだろうという事で、麻里安ちゃんが右側になりました)、軽く寄り添うや、腕を組むや手を握る程度だったのが常連組みになると、立ってでの撮影や、小道具として指輪を用意しての、指輪の交換などといったネタに走るようになりました。
 むしろ常連組が普通に撮ったりすると、ギャラリーからブーイングが起きたりしました。
 なので、進めば進むほど、ネタに走る傾向にありました。
 一応お姫様抱っこは禁止となっていましたが、最大にブーイングが起きたのは、麻里安ちゃんに膝枕をして貰うといったものでした。その上でちょうどその時にフィルムが無くなったので、再度撮影になり、より一層のブーイングが起きました。さすがに三岡さんも許可したものの、かなり渋い表情でした。
 一通り2Shot撮影が終わると、バスに戻る事になったのですが、麻里安ちゃんが教会前や鐘の前で記念撮影をするので、それについて回る人が多く、なかなか一行動こうとしません。
 麻里安ちゃん自身も、2Shot撮影はは急かされるように撮っていた筈なのに、ホテルに戻る頃にはゆっくりとした足取りになっていました。
 麻里安ちゃんを囲んで歩く集団の姿は、「キャンプ地での監督を囲む記者みたいだ」との友人の言葉は、納得するものがありました。
 バスに乗り込んでしばらく待っていると麻里安ちゃん一行が出てきました。昨日のホテルまでの間が1号車だったので、当然2号車に乗り込むだろうと思っていましたが、1号車に乗ってしまい、そのまま出発してしまいました。
 やさぐれる2号車。
 麻里安ちゃんがいないので、する事も無くなった2号車は睡眠タイムに突入しました。
 BGMには友人がHDDのプレイヤーからマイク端子に直結し、麻里安ちゃんの曲を勝手に流し始めました。
 これが激しい曲が無いので、余計に眠りに誘われます。
 途中でバスガイドさんが、名所の説明をしていましたが、むしろそれが無い方が良かった位でした。
 結局、そば打ちの体験の場所に着くまで、ノンストップで行ったので、かなり有用な睡眠時間でしたw
 おかげで、頭が痛いのもほぼ治りました。
 そば打ちは、お土産を通って、別棟に案内されたのですが、ちょうど自分がその店に入った際に「まりあ牧場〜〜」と館内放送が入って、ちょっと赤面。
 そば打ちの前にトイレに寄ってから、そば打ち場に行ったのですが、入口の所でつかえています。手を洗えとの事で(当然といえば当然ですが)その待ち行列でした。
 そば打ち台は奥側の横に3列、縦に5列を使用しました。
 トイレですっかり出遅れ感があったのですが、仲間内で一つの台を確保できたのでまあ、御の字でしょう。
 ちなみにこのそば打ち場に入って、着替え後の麻里安ちゃんを見たのですが、黒のワンピースでした。
 全員揃いのエプロンを着て、いよいよ、そば打ちの開始です。
 その前に麻里安ちゃんの挨拶があったのですが、マイクは講師役のおじさんが使用しているピンマイクを借りて、というより引きずり出して使ったので、おじさんが引っ張られた格好でいたのは、面白かったです。
 そば打ちが始まると、全員が真剣に取り組んでいました。やはり本日の昼飯がかかっていますから。
 麻里安ちゃんは2度ほど各グループを見て回っていました。
 1度目は練りこんでいく作業の頃、2度目は打ち終わったそばを切っていく段階に入った頃と。
 しかしそばを切っていく際には、被害をばら撒いていました。「そばは2mm程の太さにして下さい」との説明があったのにどう見てもきしめん。よく見てもうどんと、感じのそばを残していったのですから...
 また、ファンの方の腕もまちまちで、普段からやってるの?と思わせる人がいれば、麺棒に上手く巻き付けられなくて、そばがぐずぐずになってしまい、伸ばすところから再度始める所や、そばを伸ばす際に失敗し、何箇所も穴があいている所など、人の所を覗くのも楽しいです。
 うちのグループは、中の下といったところでしょうか。一定に伸ばせずかなりイビツな形になったり、切り終わったそばが細かったり、太かったり、くっついていたりと、散々です。
 そば打ちの終了時間に差がある上、そばを茹でるのが一辺に出来ないので、最初に茹であがったグループと最後のグループでは30分ほどの差があったようです。
 自分達のそばが茹で上がるまで人のグループのを摘んだりしていました。
 さて、茹で上がったそばですが、思ったよりも悪くありません。確かに細いの太いのくっついたので、食べた感じが異なりますが、まずいというほど、酷くなくて、良かったです。
 それにしても、イベンターのグループはここでも凄いです。
 とろろとうずらの卵を用意してるのですから。それにお酒にかまぼこと完璧です。
 いくら事前に分かっている事とはいえ、普通はここまでしませんから。心底楽しんでいる感じです。
 今度は自分等も用意するかなー。
 食事の後は自由行動で、お土産を購入したり、そば打ち場の裏手の土手を登ったり(麻里安ちゃんを誘い出した人間がいたので、20名ほど一緒に行動)して時間を過ごしました。
 ところで、最後のチームが2名ほど行方不明で、即興でグループを組んだ人間がかなり困っていました。どこに消えたんだろう?
 麻里安ちゃんが2号車に乗り込んで、帰途に着いたのですが、4名が外で手を振って見送っています。別用があってここで別行動をするとのことです。
 ここでも走り去ろうとするバスを追いかける行事が発生していました。今度は麻里安ちゃんのスタートの掛け声付でした。
 でも、見送る人がバスを追いかけるのは、必須なんですかね〜?まあ、面白いから良いけど。
 バスの前方より紙が回ってきました。
 内容は次回のFCイベントの案内でした。
 開催日は6月に、某公園で。
 悪夢再びですか?
 というのは、昨年、FC発足1回目のイベントが同じ公園で行ったのですが、梅雨の季節でもピーカンに晴れてしまったのです。晴れたのは良い事なのですが、晴れすぎたのです。ただの芝生の上でのイベントでしたので、木陰や屋根がある訳じゃないので、とにかく暑いのです。日射病になるくらいに。
 それ以上にあそこまで何も無いとは思いませんでした。なので、昼過ぎのイベントでかなりお腹が空くし。
 またそこでは少しは運動した方が良いとの麻里安ちゃんの考えで、馬とびなどを行ったのですが、かなり重い方が居たので「潰される」
思いをした人が多数なので、ちょっと不満が上がりました。
 まだ日があるので何をやりたいか知らせてくださいとの事。
 そのような話が出たので、どんな遊びをしたか、それを採用するかに話が流れて、色鬼や高鬼をしたかのアンケートを行ったのですが、「一面緑しかない公園じゃ、出来ないね」という結論になっていました。
 その後では、麻里安ちゃんが質問に答えるといった形になり、いろいろと質問をぶつけたりしたのですが、競馬をやる人間が多いので、当然ながら麻里安ちゃんの競馬予想を聞いたのですが、
 「今日のレースって何?」「皐月賞です」「え、五月賞?4月なのに?」「いえ、そっちのさつきではなくて」といった会話の後、馬の名前を一通り読み上げた後、「3番コスモサンビーム」を指名しました。
 その後質問が一段落したので、今度カラオケをする事に。
 「なにを歌う?」と聞く麻里安ちゃんに、「セーラームーン禁止で」と答えるファン。セラムンはイベントで聞いてますからね。
 結局、るろ剣の「1/2」を始めとする3曲ほど歌っていただきました。
 サービスエリアで1号車に麻里安ちゃんが移動した後も、そのままカラオケ大会となりました。
 自分はラジオを用意して、競馬中継を聞き始めましたけどね。
 最後のサービスエリアに入った時には、ちょうど3時半でレース直前です。
 バスガイドさんにお願いした人がいて、フジテレビを映しだされました。画面はなんとか馬番が分かる程度ですが、レースは鑑賞できます。
 結果伏兵馬が1着となり、バスの中は落胆の声が上がりました。
 麻里安ちゃんの指名のコスモサンビームは4着です。
 自分といえば、急いで、投票結果の照会をしていました。
 で、「よっしゃ〜」ちゃんと買ってあります。
 とりあえず息抜きにバスを降りて、歩いていると麻里安ちゃんがいたので、嬉しさのあまりご報告してました。
 集合時間になり、2号車に戻るとバスの入口前には列が出来ていました。
 バスに乗りこんだ位置での麻里安ちゃんとの握手会が急遽行っていました。
 10人ばかり並んでいたので、暇を持て余しながら先ほどの照会画面を見ていると、「あれ?」買い間違えしている。2着馬から流した馬券で、100円単位と200円単位で何点かづつ流しているのですが、その両方に当り馬券が入ってます。多分200円の方は13番を買うところを打ち間違えていたようです。おかげで+1万円になりました。買い間違いしないように慎重に打つ方なので、珍しい事です。きっと女神(麻里安ちゃん)のお導きなのでしょう。(これで13番が来てたら、シャレになんないけどね)
 自分の握手の順番になると麻里安ちゃんの方から「おめでとうございます」とのお言葉が。当って気が大きくなっているので、「今度何かお持ちしますよ」と言うと、「別にいいので、また遊びにきてください」との事でした。
 ということで、とりあえずはFCの更新しないと。
 休憩後はカラオケ大会の続きとなり、何曲か歌われた後、高速も降りたところで、今後の話がありました。
 夏にDVDが発売される事。それはオリジナルDVDで2曲新曲があり、そのプロモーションビデオもあると。撮影は戻ったらすぐにあり、今から楽しみであるという事でした。
 ファンとしても出来上がりが楽しみです。イベントいっぱいあるといいなー。(当然参加出来るのが前提ですが)
 中野坂上を過ぎる頃に「もうおわっちゃうんだね。」としみじみと言っていたのは印象的でした。
 最後の角を曲がると、解散の地の新宿センタービル前に出るのですが、そこで歩道に見慣れた影が。
 そば打ちの場所で別れた筈の4名の方のうち、3名が出迎えていました。
 用事は良いのかよw
 最後に麻里安ちゃんの挨拶があり、麻里安ちゃんは1号車に乗って挨拶後、出迎えの3人と握手をして、地下道に消えていきました。
 そこでようやく開放となり、バスを降りたのですが、時間はまだ17時になっていませんでした。
 これほどまでに、ほぼ時間どおりに進んだバスツアーは初めてです。
 不満点といえば、2号車に麻里安ちゃんが乗っていた時間が短い(特に混雑に巻き込まれていないので、最後のサービスエリアから新宿まで1時間で着いてしまったのは、和をかけて早すぎです)とか、もうちょいイベントがあっても良かったかな?とも思いますが、満足できるバスツアーでした。
 次の機会もぜひ参加したいです。

 というわけで、長々と書いてきたバスツアーレポですが、どんなもんでしょ?
 参加してない人が読んで、少しでも、面白そうだなとか、参加したかったと思っていただけると、嬉しいのですが...