感想

 コンサートとしては良かったです。
 個人的に見辛いとか、隣の女の子がでかい荷物を持ち込んでいて、跳んだりする時にかなり邪魔になった事とかありましたが、それらは横に置いた感想として。


 田村ゆかりという人を見るには、今回の形はベストでは無いかと思います。
 確かにライブとかコンサートとなれば、生バンドを期待したい所ですが、本人があまりバンドが好きでないらしいし(春のSpring feverの時にバンドが組まれたけど、「バンド嫌いなゆかりちゃんが…」の発言をしている)、バンドが入る事によってバンドの出来不出来によって、コンサートの質が変わってしまう事が考えられるので、これはこれで良かったのでは?
 バンドが入れば、不測な事態に迅速に対処出来るでしょうが、一回こっきりのコンサートだと、あんうんの呼吸は期待出来ないですしね。
 それよりは、着替えの時間以外は、ゆかりんがステージ上に出ずっぱりとなり、そのおかげで、濃密な「田村ゆかり」の時間を過ごせた事の方が良かったです。


 トークも良かったです。
 アニカンのインタビューで何も考えていないと答えてらっしゃる通りに、あらかじめ用意されてない感じはしますが、トークのキレはさすがです。
 発想が少し突飛な部分があり、また、少しオタクっぽい話題を混ぜ、そしてちょっと毒が入った話は本当に面白いです。
 客いじりの部分も上手いよなー。
 トークライブだけで2時間はいけるね。ホント(笑)


 ライブは2時間20分ほどでしたが、そんなに時間を感じさせないコンサートでした。
 むしろ短く感じました。
 「楽しい時間はあっという間に過ぎ去るもので」を地でいったようなコンサートでした。
 でも振り返ると結構な数歌ってらっしゃるんですよねー。
 まだまだ聴きたい曲や跳びきってない感はありますが、それは次回にw


 楽しい時間をありがとうございました>ゆかり姫
 また来年開催される事を、切に願ってます。