田村ゆかり cutie cutie concert 2005

 セットリストは他の方を見てね(笑)
 開始は15分遅れの6時45分。
 鐘の音が鳴り響いた後に幕が上がり、ステージ上のスクリーンにゆかりんのアップの映像が映りました。
 すぐにゴンドラに乗ってるのは気付きましたけど、のっけから予想を越えた始まり方。
 ツアーの場合には会場の都合もある筈なので、こんな大掛かりなセットは用意できません。(多分)
 ステージはゆかりんではお馴染みの2階建てのステージでした。
 バンドは入ってませんでした。春のツアーで居たので今回もとは思ったのですが、ステージは前に戻った感じです。


 「Baby's Breth」〜「Honey Moon」〜「Lovely magic」
 誰だ〜、こんなラストに持ってきた方が良い曲達を並べた人はw
 これはこれで良いけど、まだエンジンが温まってない状態でのフルスロットルは辛いです。
 まして、自分は風邪気味で咽喉の調子がかなり悪く、叫べるかどうか不安な状態。
 なので割りと押さえ気味のスタート。
 あと空調が追付いてない状態で、かなり出だしは暑かったのは辛かったなー。ハッピ脱ごうかと思った。


 最初の白いドレスはマジ美しかったです。これに「Baby's Breth」だから、ゆかりんお嫁に行かないでー、と思ってみたり。
 トークで「ゴンドラで降りてきたけど、これが『ガラスの仮面』だったら、ライバルがロープに細工をして...」とか、「キャラショウなどの大きな会場のイベントの時に、マイクを謝って落としたら、いっぱい万円するから、すごく怒られた。大人なのに」とか、最初から黒面白いトークが炸裂です。


 壇上でのピンクのうさぎ姿への着替えは、コールをするのを忘れる位、見入ってました(笑)
 見せる事を前提に、お芝居チックにしてましたので、堪能させて貰いましたw
 しかしこんなにcutieな衣装を混ぜてくるとはw


 個人的に一番気になった衣装は3着目の紫を中心の奴。
 ここは照明が落とし気味だったのでトークの時にゆっくり見ようと思っていたのに、トーク無しで着替えてしまった。残念。


 新曲「アメージング キッス」は聴いた事が無い曲でちょっと戸惑っていました。(この時の赤いエスニック風の衣装も良かった)
 で、通路では異変が起きていました。
 係員が通路側の席にロープを張っているのですよ。両座席共。かなり強く。
 最初は余りに通路に出っ張るので、その対策なのかとも思ったのですが、ゆかりんがダンサーさんに運ばれ、2階のステージに用意された箱に連れ込まれるのを見て、「ああっ、これはゆかりんが客席に降りてくるんだ。その対策かー」と考え直しました。
 箱が吊るされて、爆発音がした後は、ずっと後ろばかり見てました。
 はたして、ゆかりんが1階中央通路に登場しました。
 こういう大きな事を重ねるから、段取りが覚えられないとなったのですね。なるほど。
 でもイリュージョン成功おめでとうw>ゆかりん


 この後のトークでイリュージョンの話となって、ひとしきりその話をした終わり頃に唐突に客席から「ゆかりん回って」なんて、話の腰を折る発言があって、「ゆかりの話はどうでもいいのね!」と今度は背中を見せない話に持っていってしまった切り返しはさすがです。でも、びんぼっちゃまなんか若い人は分からないだろうなw
 でも背中を見せない部分のトーク&行動はかなり面白かったけど、ちょっと引っ張りすぎ?
 それより、水を呑みにいって、ピンクのバトンが置かれていたのを見たゆかりんが、素で「あっ」と固まっていたのは面白かった。
 「後で」って言っていたけど、もう終盤戦に入っていたので、いつやるのかなー、と思ったり。


 半分を過ぎた辺りから、曲前に頭をよぎるのはいつ「Little Wish」が来るかということ。
 せっかく「月の雫ぷろじぇくと」を計画された方がいるのですから、ぜひ、黄色に染まる会場を見てみたい、と思っていたので。
 でも後半になってノリが良い曲が増えてきた(「恋せよ女の子」「Picnic」等)ので、なかなか出番が無いなー、と考えているうちに、「最後の曲です」になってしまいました。
 ここでも「cutie cutie」でした。残るはアンコールのみ。


 アンコール後の曲は「Little Wish 〜First Step〜」。
 さっそくリウムを黄色に持ち替えました。
 で、後ろを振り返ってみました。
 先ほどまで9割方ピンクで染まっていた会場が、一斉に黄色というか金色に染まっていました。8割位でしょうか?一部違う色もありますが、ここまで揃って代わるとは思っても見ませんでした。
 これはかなり感動的な景色でした。
 ゆかりんが詰まってしまうのも分かります。
 その後、詰まってしまったゆかりんの代わりに、自然とお客の方が続きを歌い、ゆかりんが持ち直すとお客の方は歌うのを控えたという事があったのですが、実は自分がこのコンサートでよかったと思った所です。
 みんな分かってるよなー、と思って。
 下手に「頑張れ」なんて掛け声は、雰囲気ぶち壊しですからね。
 とりあえず、「月の雫ぷろじぇくと」が大成功で良かったです。発案者、関係者の方々お疲れ様でした。


 アンコール後のトークは忘れ去られていた(笑)「めろめろめろ〜ん」の実行。
 「このステッキを振られるとみんなゆかりんにメロメロになります。...みんな大人なんだから分かるよね(ちょっとキレ気味に)」
 ステージ上にかける相手がいないので、まずは自分へ。
 で、左から右へ1階に、右から左へ2階にステージを駆けてかけまくります。
 客のアンコールで、もう1回。
 おかげで、ゆかりんの息も切れ切れですw
 そこまで真剣にやらなくても(笑)


 ラストは「惑星(ほし)のランデブー」
 自分は縦ノリの曲が苦手(曲とステージと周りの跳びがズレたりするので、どのタイミングで跳べばいいか分からずに、結局跳べなくなってしまうのです。ようは頭で考えすぎなんですけど)なので、これがラストの曲だったのは残念。
 思うように跳べませんでした。
 全体的にもうちょい跳びたかったなー。


 ダブルアンコールも無かったのも残念でした。早々に潰されてしまいましたからねー。
 もう少しコールが粘ってくれて、ゆかりんに挨拶を貰いたかったなー、というのが心残り。
 まあ、それは次回に。


 着替えをして荷物を突っ込んだ所で、係員に声をかけられたので、慌ててロビーに移動しようとしたから、空いたカバンの口からピンクのリウムが落ちてしまったみたい。カバンの口が開いてるのを見た時、やな感じはしたんだよなー。財布とかじゃ無いから、まあいいか。
 この後友人3人と呑みに行ったけど、一人ポヤポヤーンとしてました。
 なんにせよ、幸せな時間を味わったので。
 ビールもおいしかったしw
 ちなみに汗をかいて運動したので、コンサート前よりは体調は数段良くなっていましたw これもゆかりんのおかげ?(笑) 反動はあるかもしれないけどw